
多数のご応募ありがとうございました!!今回の選考には、米代恭先生に特別審査員として参加していただきました!!
賞金10万円&webアクション掲載
天使の羽が生えている少女・ヒナタ。中身も天使のようだと思われているヒナタは、友達のコハルにだけは本性を見せている。見た目と本当の自分のギャップに苦しむヒナタが選んだ決断は?
【米代恭 先生】
完成度が高い作品でした。複雑な表情がよく描けており面白かったです。また原稿が丁寧に仕上げられている点も評価したいです。ただ、突出した鋭さが弱いのが残念でした。天使の人達の設定をもっと詰めると、羽を「取る」ことの決断や重みが増してもっとグッとくるのではないでしょうか?とにかく自己探求をたくさんしてほしいです。自分の性癖や仄暗い部分を探り、古典・哲学など自分の外のものを勉強して、たまには自分の描きたくないところ、見せたくないところも敢えて描いてほしいです。それにしても、描き始めて間もないと聞きましたが、1年ちょっとでここまで描けるのはすごいです。
賞金5万円&webアクション掲載
交通事故で死んだ親友の梨花に会いたいと願う和穂と圭は、放課後の教室で降霊術を試みる。現れた梨花の霊が語るちょっと不思議なあの世のお話。
【米代恭 先生】
絵が可愛く、世界観・読後感の良さが特に印象に残りました。全体的にノリが軽く爽やかなところが好きでした。また、トーン・黒の入れ方にもセンスを感じました。降霊術や中国に飛ばされた死後の世界など、魅力的な設定が多くありましたが、それらをセリフだけでなく、絵で見せる意識をもう少し持つと、読者の理解や没入感がさらに深まると思います。見せ場も意外となかったので、次回作ではそうした印象的な場面づくりにも意識を向けてみてください。
【米代恭 先生】
サブカル気取りの薄っぺらい男性と、本当にサブカルが好きな女の子というコンビの対比がとても良かったです。 ただ、主人公が求めている「理想の彼女像」を、もう少し具体的に描写してほしいと感じましたし、ヒロインももっと可愛くもっとエロく描いたら主人公をトキめかせられるし、尊厳もプライドも傷つける演出はもっとできると思いました。キャラクター二人の深掘りをして、それぞれに少しずつ“異常性”や歪みを加えてあげられると作品としての独自性が強くなり、面白くなると思います。
【米代恭 先生】
ページをめくるたびに楽しませてくれ、演出の巧さが際立っていました。演出力、画面構成は圧倒的なものがあります。ただ、「作者に干渉する」という展開は、アイディア一本勝負になりがちで、やや既視感があるのが惜しいところで、新規性を獲得する必要があるように感じました。 自分の実存的な部分を主人公に反映させて、そのキャラクターを通じて人間ドラマを描いたらどうなるか見てみたいです。