
多数のご応募ありがとうございました!! 今回の選考には、藤原さとし先生に特別審査員として参加していただきました!!
賞金5万円&webアクション掲載
「すいません、隣の席、空いてますか?」 バスケ観戦中に声をかけてきた彼女は、ある選手の様子を一心不乱にスケッチしていた。それ以降、いつも並んで試合を観戦するようになり…。
【藤原さとし 先生】
日常にある些細な出会いに注目し、その中で生まれるちょっとした感情を作品にしようとする視点は、個性的な絵とも相まって作家性を感じました。主人公であろう女性の名前を最後まで明かしませんでしたが、何かしらの意図(バスケ選手の小野崎とそれを見る無名な自分たち観客という対比構造など)があったにせよ、主人公への感情移入のために早めに明かしておいてもよかったのではと思います。他の作品も読んでみたいなと思いました。
賞金5万円&webアクション掲載
目覚めると、もう6時。急いで支度を整えて駅を目指すと、なんだか周囲の様子に違和感が…。
【藤原さとし 先生】
絵も上手く、漫画としての躍動感があって上手いです!絵柄と作風を見て、他の話も読んでみたいと思わせてくれる期待感がありました。今作に関しては、物語が序章だけで終わってしまったという感じです。この先こそ読みたい見てみたい所なので、続きを描きましょう!むしろ、この先、この女性どうなるの?と思わせる力はありますので今後に期待大だと思いました。一点だけ、キャラの名前が無いのは、意図した演出でない限り主人公不在と同じなので、そこは入れた方がいいです。頑張ってください。
【藤原さとし 先生】
キャラクターの顔が上手いです。タイトルも似ていますしカフカの「変身」にインスパイアされたのかなと思いました。虫に対する知見は作中のフックになりますし、作者の描きたいものがあるのはなんとなく感じることは出来ましたが明確に伝わるところまでには至っていませんでした。描きたいものは丁寧な積み重ねと導線をひかないと読み手には伝わりづらいかもしれません。特に、それが哲学的なものであればあるほどです。しかし、それはやっていれば身につくテクニカルな話なので別の話も読んでみたいと思いました。 決めゴマの絵はとても印象的でよいですが、ギャグ表現としてあえて崩してキャラを描いている箇所が、ただ単に雑に見えてしまったのが残念です。